2013年7月31日水曜日

すごいぞ!おてもやん


チャッチャッチャ、チャラッチャ、チャッチャッチャ♪

熊本の夏の風物詩といえば「火の国まつり」!

そして「火の国まつり」といえば「おてもやん総踊り」♪♪♪


今でこそ熊本を代表するキャラクターといえば「くまモン」ですが、

くまモン登場前は「おてもやん」の存在感が圧倒的でした。


最近は高級ガラスメーカー「バカラ」のくまモンも誕生
圧倒的人気で熊本をPRするくまモン





















ところでこの「おてもやん」。この歌詞をみなさん、ご存じですか?


↓おてもやん歌詞です

おてもやん あんたこの頃嫁入りしたではないかいな

嫁入りしたこたしたばってん

ご亭どんがぐしゃっぺだるけん、まあだ杯ゃせんだった

村役(むらやく)鳶役(とびやく)肝入り(きもいり)どん

あん人たちのおらすけんで あとはどうなっときゃあなろたい

川端町つぁんきゃあめぐろたい

春日ほうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃーで 花ざかり花ざかり

ピーチクパーチクひばりの子 玄白なすびのいがいがどん

なんのことやら分からない方も少なくないと思いますので、現代語訳(標準語)してみました。


【おてもやん(現代バージョン)】

おてもさん、あなた最近結婚したんじゃないの?

結婚したことはしたけれど、

旦那がブ男なので(天然痘のあとが残っているので)、まだ三々九度の杯はしてないの。

ま、村の役付きさんや火消しの頭や仲人さんなど、いろんな世話役がいらっしゃるので、あとはうまくとりなしてくれるでしょう。

(それより)川端町の方に回って歩きましょう♪

春日のかぼちゃのような男たちが裾を引っ張ったりして、私は人生の花盛りなの♪

ひばりのように浮かれっぱなしの男や、野暮ったいイガグリ男たちは私の趣味ではないからね!


結構、すごい歌詞ですね。。。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

かんざしを頭にさして、両手をちょこんと挙げた愛らしい「おてもやん」のイメージが一変しました!!

人生花盛りのおてもやん


「おてもやん」は幕末ごろにできた歌で、当時は熊本の花柳界のお座敷歌として歌われていたそうです。
 そして、明るくユーモアあふれる歌詞のせいか、いつのまにか「サンバ」調にアレンジされ、ついに踊りまで!!
サンバのイメージ、おてもやんにぴったりかも。

サンバおてもやん、聴いたことがない方はぜひ一度聴いてみてください。

かなりテンポの良い音楽でついつい踊りたくなること必至です☆☆☆

火の国まつりでは、みんな一斉に「サンバおてもやん」を踊る「おてもやん総踊り」もあります!
ご興味・関心のある方は、8月3日夜、熊本市の水道町交差点~銀座通り交差点(電車通り)に見に来てくださいね。

おてもやん総踊りにはくまモンも登場予定だそうですよ♪

 毎日暑い日が続いていますが、夏バテすることなく、おてもやんのように明るく、快活に人生を謳歌しましょう♪♪♪


火の国まつり公式サイト↓(おてもやんの正式な踊り方まで紹介されています)

http://www.hinokunimatsuri.jp/

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